
記事149本のURLを1本も変えずに、検索の評価を持ったまま作り直す。
千葉県松戸市の外壁塗装店「ペインテリア」様(painterior.tokyo)のサイトリニューアルをお手伝いしました。創業18年・施工実績1000件超、松戸店と足立店の2拠点で自社施工をされている塗装店です。
当方は情報設計・デザイン・SEO設計を担当しました。
1. 古くなっていたのは、見た目だけではなかった
長く続けてきたサイトほど、こうなります。デザインが古いことは目に見えますが、実際に困るのはその下です。
- 積み上げた記事が資産になりきっていない
職人ブログと施工事例で149本。書き続けてこられた実績があるのに、検索で見つけてもらう形になっていませんでした。 - 「誰がやっているのか」が伝わらない
2級建築士と1級塗装技能士が在籍し、自社の職人が施工する。この強みがページの奥に埋もれていました。 - スマートフォンで見たときの重さ
塗装店のサイトは施工写真が主役です。写真が増えるほど重くなり、待てずに離脱されます。
2. 記事149本のURLを変えずに対応
リニューアルで最も怖いのは、これまで検索から来ていた人が来なくなることです。
URLは変わると、その記事が積み上げてきた評価は一度リセットされます。
今回は既存のURLをそのまま維持しました。記事149本・固定ページ16ページ、どれも住所は変わっていません。中身と見せ方だけを作り直しています。
「作り直したい。でも今の検索順位を落としたくない」
このご相談はとても多く、そしていちばん取り返しがつかない部分です。ここを最初に決めてから設計に入りました。
3. 「誰がやっているか」を、いちばん上に置いた
外壁塗装は、金額が大きく、やり直しがきかない工事です。だから読む人が最初に確かめたいのは料金よりも「この会社は信用できるのか」です。
そこで、ページの最上位の見出しをこうしました。
2級建築士と1級技能士がご提案する外壁塗装と防水工事
「地域No.1」のような言い方を避けて、確かめられる事実だけを置いています。資格・創業18年・施工実績1000件超・自社施工。ファーストビューで職人の皆さんの顔が見えることも含めて、ここは検索エンジンにも読む人にも同じことを伝えます。
4. 2つの店舗と、よくある質問を、検索エンジンが読める形にした
「松戸市 外壁塗装」「足立区 屋根塗装」のように、地域名と一緒に検索されるお仕事です。そこで、ページに書いてある事実を、検索エンジンが誤解しない形でも持たせました。
- 店舗を2つに分けて宣言した
松戸店と足立店を、それぞれ独立した事業所として構造化データに持たせています。1つにまとめると、どちらの地域の店なのかが曖昧になります。 - よくある質問を、そのまま検索結果に出せる形にした
「外壁塗装は何年くらいで必要になりますか」「松戸市や足立区周辺で費用はどれくらいかかりますか」といった質問を、FAQの構造化データとして持たせています。地域名を含んだ質問にしてあるのが要点です。 - 対応エリアを本文にはっきり書いた
松戸市・足立区を中心に、市川市・柏市・流山市・葛飾区。書いていない地域からは見つけてもらえません。
最近はAIが検索結果を要約して答えることが増えました。質問と答えの形で持っておくと、そのまま引用されやすくなります。
5. 写真が主役のサイトを、軽いまま保った
施工事例が命の業種なので、写真は減らせません。減らさずに軽くしました。トップページの実測値です。
- スマートフォン — 転送量 約355KB / 主役の絵が出るまで 約0.3秒
- パソコン — 転送量 約396KB / 主役の絵が出るまで 約1.2秒
- 画像50枚のうち42枚は、画面に入ってから読み込む形にしています
施工写真の多い塗装店のサイトは、2〜3MBになることが珍しくありません。写真の枚数を保ったまま、その1割以下に収めています。スマートフォンの電波が弱い場所でも待たされません。
同じ不安をお持ちでしたら
ホームページの作り直しでよく聞くのは、こういうご不安です。
- 作り直したいが、いまの検索順位が落ちるのが怖い
- 何年も記事を書いてきたのに、問い合わせにつながっている実感がない
- 腕には自信がある。でもそれがホームページから伝わっていない気がする
- 写真をたくさん載せたい。でも重くなるのは困る
いまのサイトがどういう状態なのかを調べたうえで、どこから手をつけるべきかと費用の目安をお伝えします。作り直しが最善とは限らず、部分的な手当てで足りることもあります。
※ 表示速度の数値は、公開後のトップページを実測したものです(2026年8月時点)。



